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新潟中医薬研究会からのお知らせ

お知らせ2018年02月26日

不眠・健忘・貧血に脳の疲れを和らげ精神を安定させる漢方処方

ストレスや脳の疲れは「心脾両虚(しんぴりょうきょ)」を招き、健忘・不眠・貧血の原因となります
心脾両虚(しんぴりょうきょ)とは、血を全身に巡らせる働きを持つ「心(しん)」と、消化吸収をつかさどり、気・血を生成する「脾(ひ)」の両方が虚弱になった状態を表します。ストレスや思い悩み、考え過ぎなどで脳に過度な負担がかかると、心と脾に影響して機能が低下し、「心血虚(しんけっきょ)」「脾気虚(ひききょ)」の症状が同時に現れることが多くなります。

【心血虚(しんけっきょ)による症状】
心は、精神・意識・思考・血脈をつかさどっています。また気血などのエネルギーが心神活動の基礎となります。心血虚になると、脳に気血などの提供ができなくなり、物忘れ、人の話を理解できない、焦燥感、不安、眠りが浅い、不眠という症状を引き起こします。

【脾気虚(ひききょ)による症状】
脾は主に二つの作用があり、一つは食べ物を消化吸収し、気血などのエネルギーを生成し、それを全身に運ぶことであり、もう一つは血液循環を管理し、血液が血管から漏れ出ないようにすることです。脾の働きが停滞すると、いわゆる「脾気虚」の状態になり、消化不良や全身の疲労感を招いたり、皮下出血や生理不順といった症状が現れたりします。

 

 

物忘れ・不安感などはありませんか?

 

 

イスクラ心脾顆粒(第二類医薬品)の生薬


イスクラ心脾顆粒(第二類医薬品)は、党参や竜眼肉など10の生薬を配合。心血を養って、精神・意識・思考を安定させると共に、脾気を補い、胃腸の働きを元気にして、心脾両虚の症状を改善します。

【党参 TOJIN】
キキョウ科のつる性多年草、ヒカゲノツルニンジンの根。中国では古くから疲労・虚弱体質の体力低下に対して、強壮、強心、健脾生薬として使われてきました。

【竜眼肉 RYUGANNIKU】
リュウガン(竜眼、龍眼)はムクロジ科ムクロジ属の常緑小高木またはその果実。果肉を乾燥させたものを竜眼肉(りゅうがんにく)と呼びます。補血安神、滋養強壮の効果があるとされています。

 

 

イスクラ心脾顆粒(第二類医薬品)の製品情報
・特徴
「イスクラ心脾顆粒」は、10種類の植物性の生薬を原料として製剤化したもので貧血、不眠、健忘の改善を目的としております。

・効能・効果
貧血、不眠、健忘

・容量
60包

詳しくは、新潟中医薬研究会会員店の店頭にてご相談ください。

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